SSブログ

なでしこJAPAN、世界一!! [サッカー]

6月26日、女性たちの熱き戦いがスタートしたFIFA女子ワールドカップドイツ2011。
7月17日に行われたフランクフルトでの決勝戦の舞台に立った最後の2か国は、3回目の優勝を狙う世界ランキング1位のアメリカと、初の決勝進出を果たした日本だった。

試合前半からアメリカ代表の激しい猛攻にさられる日本代表。
「どうしてこれが入らないのか?」と思える決定機が続くこと数回。
それでも、なんとか前半はスコアレスのまま踏みとどまる。
しかし、後半に入ってもアメリカの猛攻は容赦なく日本ゴールを脅かす。

均衡が破れたのは69分。
カウンターから先制点を得たのはやはりアメリカだった。
それでも日本は我慢強くプレーを続け、相手DFのクリアボールに反応した宮間あやが左足で同点弾をたたき込み追いすがる。
そのまま両チームとも追加点がなく15分ハーフの延長戦に突入。
ここでも、先に均衡を破ったのはアメリカ。
それでも日本代表はあきらめなかった。
延長後半117分、宮間の蹴る左CKに、キャプテン・澤穂希が合わせて、再度同点!
試合はそのまま120分を追え、2-2のままPK戦へとなだれ込んだ。

4万人を超える観衆が固唾をのんで見守るなか行われたPK戦では、アメリカが4本中3本を外したのに対して、日本は4本中3本を成功。
最後に、勝利の女神の祝福を受けたのは日本だった。
この大会で、日本は優勝とフェアプレー賞、澤穂希が得点王とMVPを獲得。

試合終了後のインタビューで佐々木則夫監督は、「ちっちゃな娘たちが粘り強くよくやってくれました」と選手たちをたたえた。
そう、日本代表は最後まであきらめなかった。
大きな相手にはときに数人で守りを固め、仲間のパスを信じて走り、先制されても気持ちを切り替え、つねに前を向く。
相手チームとの平均身長10センチ近い差を乗り越えることができたのは、組織的な守りと心の強さがあったからなのかもしれない。

おめでとう、なでしこJAPAN。
午前3時半に起きてよかった。
サッカーファンでよかった。
希望を持ち続ける強さ、1ミリでもいいから見習いたい…。

スターティングメンバー
GK 海堀あゆみ(INAC神戸レオネッサ)
DF 近賀ゆかり(INAC神戸レオネッサ)
   岩清水 梓(日テレ・ベレーザ)
   鮫島 彩(米/ボストン・ブレイカーズ)
   熊谷紗希(独/1.FFCフランクフルト)
MF 澤 穂希(INAC神戸レオネッサ)=cap
   宮間あや(岡山湯郷Belle)
   川澄奈穂美(INAC神戸レオネッサ)
   阪口夢穂(アルビレックス新潟レディース)
   安藤 梢(独/FCR2001デュイスブルク)
   大野 忍(INAC神戸レオネッサ)

途中交代
OUT=安藤梢 IN=永里優希((独/1.FFCトリュビューネ・ポツダム)
OUT=大野 忍 IN=丸山桂里奈(ジェフユナイテッド市原・千葉)
OUT=丸山桂里奈 OUT=岩渕真奈(日テレ・ベレーザ)

得点者
81分 宮間あや
104分 澤 穂希

nice!(5)  コメント(5) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 5

コメント 5

レッドパラダイス

もう3回VTR見ちゃいました。

そして何度見ても号泣。

さあ、もう一回見ようかな~(予選からね!)
by レッドパラダイス (2011-07-19 20:30) 

あぁ

笑顔のインタビューも、金色の野に降り立ってるナウシカみたいだったことも最後の最後まで感動しました。
起きてて良かったあ!
by あぁ (2011-07-22 05:32) 

mikanpanda

*レッドパラダイスさん*
日本人がワールドカップで優勝する日がこんなに早く見られるとは!?
早起きは三文の得でした。

nice!もありがとうございました。(^^)/

by mikanpanda (2011-07-22 19:15) 

mikanpanda

*あぁさん*
「その者、青き衣をまといて金色の野に降り立つべし」ですね。
涙ではなく、笑顔笑顔だったのがさらにすてきでした。
(泣いてももちろんすてきだけど)

nice!もありがとうございました。(^^)/
by mikanpanda (2011-07-22 19:23) 

mikanpanda

*hisaさん*
*理恵さん*

nice!をありがとうございました。(^^)/

by mikanpanda (2011-07-22 19:27) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。