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映画を見よう!<2009年3月・4月> [映画・テレビ]

家で見た映画の3月と4月の2か月分の覚え書き。
(夏休みの宿題が9月に入ってもまだ終わっていないという感じになっているので、もうちょっとスピードアップしなくちゃ~)
タイトル横の☆は5つが満点。
個人的な印象でつけています。

『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』(2007年 フランス/イギリス/チェコ) ☆☆☆☆
監督:オリヴィエ・ダアン
出演:マリオン・コティヤール、シルヴィー・テステュー、パスカル・グレゴリー『愛の賛歌』『バラ色の人生』をはじめ数々の名曲で知られる伝説のシャンソン歌手、エディット・ピアフの歌と愛に生きた47年間の波瀾万丈の生涯を綴る伝記ドラマ。
劇中で使われた歌のほとんどは、実際にピアフ本人の音源をもとにしている。

20歳から晩年までのピアフ演じたマリオン・コティヤールの、ピアフ本人が乗り移ったかのような鬼気迫る姿が印象的。
ピアフの四十数年間を2時間20分にまとめているため、駆け足感は否めないけれど、それを補ってあまりあるピアフ本人の歌声とコティヤールの演技に拍手。

『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(2007年 アメリカ) ☆☆☆
監督:ティム・バートン
出演:ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アラン・リックマン
19世紀のロンドンを舞台にしたトニー賞受賞の同名ミュージカルを映画化。
無実の罪で投獄させられている間に愛する家族を奪われた理髪師が、名前と容姿を変え復讐に狂奔するさまを描く。

ジョニー・デップは好きな役者のひとりなので彼の出演作はできるだけ映画館で見るようにしているのだけれど、これは血が出るので断念。
ジョニーの歌声は悪くないし、映像の雰囲気も嫌いじゃないのだけれど…。
予想どおりとはいえ、見終わってからの後味がどうにも悪い。

『プレステージ』(2006年 アメリカ) ☆☆☆△
監督:クリストファー・ノーラン
出演:ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベイル、スカーレット・ヨハンソン、デヴィッド・ボウイ
19世紀末のロンドンが舞台。
マジックに人生のすべてを捧げるふたりの天才マジシャンが、互いに激しいライバル心を募らせ、壮絶な確執を繰り広げた末に行き着いた先は…。
ヒュー・ジャックマンは舞台役者でもあるので、ステージに立っている姿がとにかくかっこいい。
ストーリーは、予想の範囲とはいえ、「そっちの方面に行っちゃうの?」という感じではあったけれど、ジャックマンをはじめ、ヨハンセン、ボウイと好きな役者さんがそろっているので、私の中では見て正解。

『死刑台のエレベーター』(1957年 フランス) ☆☆☆☆
監督:ルイ・マル
出演:モーリス・ロネ、 ジャンヌ・モロー、ジョルジュ・プージュリー
ルイ・マル監督が25歳で撮ったデビュー作。
ノエル・カレフの同名小説を原作としたサスペンスミステリー。
モノクロ作品。

完全犯罪をもくろんだはずが、偶然が重なり思わぬ方向へ…。
音楽を担当しているマイルス・デイヴィスのトランペットの音色が、映画の印象を大きく決定づけている。

『猿の惑星』(1968年 アメリカ) ☆☆☆☆
監督:フランクリン・J・シャフナー
出演: チャールトン・ヘストン、キム・ハンター、ロディ・マクドウォール
地球から宇宙探索に出た宇宙船が、とある惑星に不時着。
そこは言葉を操る類人猿が、高等動物として下等動物の人間を支配する世界だった…。
アカデミー賞に、メイクアップ賞が設定される契機となったSF作品。

子供のときにテレビで見てラストに衝撃を覚えた作品。
結末は覚えていたので新たな驚きはなかったけれど、偏見や差別など、テーマは現代にも十分通じるもの。
(それどころか、40年前から進歩していない人間にがっかり)
CGがない時代なので派手な演出はなし。
そのうえで特殊メイクの完成度に感嘆。

『つぐない』(2008年 イギリス) ☆☆☆☆
監督:ジョー・ライト
出演:キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ、シアーシャ・ローナン
イギリスの作家イアン・マキューアンのベストセラー小説『贖罪』を映画化。
少女ゆえの潔癖さから生まれた思い込みが引き金となり、引き裂かれてしまう一組の男女。
その罪を背負って生きる少女に待っていたものは…。

キーラ・ナイトレはもちろん美しいけれど、少女役を演じたシアーシャ・ローナンがすばらしい。
なぜ愛する男女を追い込んでしまったのかに説得力がある。
それをどうやって償ったのか…。
せつない余韻が残る。

『僕の彼女はサイボーグ』(2008年 日本) ☆☆☆
監督:クァク・ジェヨン
出演:綾瀬はるか、小出恵介、桐谷健太
さえない人生を送る青年と、未来からやってきた美しいサイボーグが繰り広げるラブストーリー。
監督は『猟奇的な彼女』などのヒット作がある韓国のクァク・ジェヨン。

舞台は東京という設定になっているのだけれど、じつは撮影地の大半は神戸。
身近な場所がたくさん出てくる、それだけの理由で見た映画(苦笑)。
綾瀬はるかがまるでアニメ映画から抜け出てきたよう。
彼女を堪能するための映画。

タグ:映画 洋画 邦画
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あぁ

あの『死刑台のエレベーター』が25歳の作品だとわ。才能って素晴らしい。
by あぁ (2009-07-09 19:26) 

pica

『プレステージ』は観たんだけど…飛行機の中で。
小さなスクリーン+眠気とバトルにより、よく覚えて
いないんです(^_^;)
予想外の展開は覚えてるんだけど…。

『僕の彼女はサイボーグ』は小出クンLOVEなのと
はるかちゃんも好きなので観たいなぁ。
by pica (2009-07-11 03:17) 

mikanpanda

*あぁさん*
『死刑台のエレベーター』は監督が25歳のときの作品だったというのは、私も今回初めて知りました。
すばらしいのひと言に尽きますよね。

nice!もありがとうございました。(^^)/

*picaさん*
『プレステージ』はミステリー的要素があるので、眠気バトルと戦いながらだとちょっと厳しいかも。(^0^;)
伏線をつなぎながら見るのって、けっこう好きなんですよね(笑)。
『僕の彼女はサイボーグ』の小出くんはモテナイくんの役です。
はるかちゃんは、かなり魅力的に撮ってもらっていましたよ~。

nice!もありがとうございました。(^^)/

by mikanpanda (2009-07-12 20:24) 

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