Movie『転々』 [映画・テレビ]
2007年最後に見た映画は、オダギリジョーが主演の『転々』。
しかも、最後を飾るにふさわしく「『転々』大ヒット記念! 特別謝恩上映会」に行くことができたので、オダギリジョーのトークショーもついた豪華版。
でも、「生オダギリジョーだよ♪」と喜んだのもつかの間、その1週間後に彼の結婚発表があり、ビックリするやらショックやら…(苦笑)。
大学8年生の竹村文哉(オダギリジョー)は、幼いころに両親に捨てられ、育ての父親は逮捕されてしまった天涯孤独の身の上。
そんな彼は借金84万円を抱える身でもあった。
返済期限も迫ったある日、借金取りの福原(三浦友和)に借金をチャラにする方法を提案される。
それは、吉祥寺の井の頭公園から霞ヶ関までを歩く、福原の「東京散歩」につき合うというもの。
しかも現金100万円の報酬つき!
イヤ~な感じを受けつつも、ほかに選択肢のない文哉はその提案を受け入れることにした…。
原作は福田宣永の同名小説。
脚本と監督は、同じくオダギリジョーが主演したドラマ『時効警察』のメイン監督の三木聡。
さらに、その『時効警察』に出ていた岩松了・ふせえり・笹野高史も出演しているので、『時効警察』風味がそこかしこにちりばめられていると言っても過言ではないのだ。
文哉と福原は、吉祥寺から始まった「東京散歩」を調布・新宿・上野・浅草・神宮などを経由し、その途中途中でいろいろな人たちと遭遇しながら霞ヶ関に向かう。
その間には小ネタやギャクがたくさん。
出会う人たちもどこか妙ちくりん。
それなのに、途中からなんだか温かくてせつない気持ちにさせられる。
でも、けっしてウェットな映画にはならないのが三木監督らしい。
12月に入ってたまたま見た2本の映画、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』とこの『転々』は、家族を通して人と人とのつながりを描いた映画だった。
表現の仕方はかなり違うのだけれど…。
私がいま一緒に暮らしている”家族”は、猫も含めて誰も血のつながりがない。
そのことにどこかコンプレックスをもっている。
でも、そんなこと(血のつながり)よりも、一緒に暮らし助け合っていくことで家族になっていくのだと、あらためて考えた年の瀬だった。
血のつながりがない分、変な甘えがなくなりますよね。
一緒に暮らしてく、時間の積み重ねに感謝してます。
今年はありがとうございましたm(_ _)m
来年もまた、よろしくお願いします。
by あぁ (2007-12-31 04:00)
血のつながりかぁ。色々と考えさせられます。いるんですよ、親族に鼻つまみモンが・・・あはは〜。
今年はmikanpandaさんと知り合えて楽しい年でした!来年もよろしくお願いします。良いお年をお迎えくださいね。
by ねこかど (2007-12-31 14:34)
オダギリジョーさんも出てくる上演会に行けるなんてすごいな。
天涯孤独の人生・・・。自分じゃ、想像できないけど、この映画を見たら、その人がどんな人生を歩んでるのか、ちょっとその人(オダギリジョーさん)の立場になって、経験できるのかもしれない。
今年は、mikanpandaさんと出会えて本当によかったです。
来年もどうぞ宜しくお願いします♪
by ayuna (2007-12-31 21:58)
肉親の愛がなくても、側に誰かが居れば
幸せですね。
by (2008-01-01 15:20)
あけましておめでとうございます!
2007年はいろいろありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願いします。
*あぁさん*
他人と暮らすのはそれなりに緊迫感があるかもしれませんね。
解散するのは、血のつながりがないぶん簡単なわけだし。
でも、だからこそ感謝の気持ちは必要かもしれませんね。
nice!もありがとうございました。(^^)/
*ねこかどさん*
血のつながりがあってうれしいときと、ちょっと困ることってありますね。(^^;
血のつながりだけは消しようがないし…。
nice!もありがとうございました。(^^)/
*ayunaさん*
オダギリジョーは、小さな顔にきれいなパーツが並んだ人でした。
そして、体が細い!
というか薄い!?
映画自体は、孤独な人が主人公なわりには小ネタが詰まったものでした。(^^;
でも、これでもかとウェットじゃない感じが好きな映画です。
nice!もありがとうございました。(^^)/
*とわさん*
ひとりじゃないって幸せなことですよね。(*^-^*)
親きょうだいはもちろん大事にしないといけないけれど、いま一緒にいる暮らす家族(猫も含めて)にも感謝しないとなぁと思いました。
nice!もありがとうございました。(^^)/
by mikanpanda (2008-01-06 22:52)