早実、初優勝！

15回引き分け再試合になった夏の高校野球決勝戦の２日目。
今度は９回で決着を見た。
スコアは４対３の１点差と、前日に引き続き好ゲームに。

４対１で迎えた９回表。
夏の大会の３連覇をめざす駒大苫小牧は、ヒットとホームランで早稲田実業に１点差に詰め寄る。
逆転？　それともまた延長？という心配をよそに、ズルズルいかずにあっという間に立て直しができるのが早実のエース・斎藤佑樹くんのすごいところ。
４番・５番をきっちり押さえ、ツーアウトでバッターボックスに迎えたのが好敵手・駒苫のエース・田中将大くん。
そこで斎藤くんは４日連続登板とは思えない144キロのストーレトで田中くんを空振り三振にとり、みごと優勝投手に輝いた。

早実は高校野球の第１回大会から出場している伝統校だけれど、優勝は春の選抜のみで、夏は準優勝が最高。
悲願の初優勝を飾った。
７試合をほとんど表情を変えずに投げぬいた斎藤くんも、応援してくれたレフト側アルプススタンドに挨拶に向かうときには涙を見せていた。
誰の顔が見えたのかな？
きっとホッとしたのだろう。

斎藤・田中の両エースはもちろんすばらしかったけれど、ほかのナインも集中を切らさずよく戦っていた。
15回を終えた翌日なのに大味な試合にならず、見ていてすがすがしい気持ちに。
こういうのを「歴史に残る名試合」って言うんだろう。
テレビ前でも立ち会えてよかった。
両校の選手、みんなに拍手を送りたい。

コメント 4

丁度、この決勝戦の時は東京にいたので、ホテル、空港で試合を見てました。
2試合共、素晴らしい試合。
球史に残る試合になることは間違いありませんね。

面白かったのは、東京と札幌で新聞の主語か違う事。
東京では当然、早実、斉藤が1面。
札幌では駒大苫小牧、田中が1面。

この夏は本当に彼らの試合振りにヤラレてしまいました。
出来れば去年の様にスタンドで見たかったな。

by KAZZ (2006-08-27 01:09) 

今、彼らは西宮におります。
西宮の浜にある大阪ガスのグラウンドで練習してるそうです。

昨日の敵は今日の友
こんなベタな言葉を思い出しました。

因みに斎藤クンは私の長女と全く同じ生年月日。
6月6日、そう｢オーメン｣の日です(爆

アメリカでも怪我せず頑張って欲しいものです。
そして明治神宮大会で再戦。
今度は頼むぜ駒苫ナイン^^

by KAZZ (2006-08-28 23:08) 

２日にわたった決勝戦は本当にすばらしいものでしたね。
これで、テレビ観戦とはいえ早実の準優勝（荒木大輔のとき！）と優勝を見届けられたことになります。(^^ゞ

彼らが35度もある甲子園で頑張っているかと思うと、こちらもエアコンをつけてテレビを見る気がしませんでした。
あの暑いなか、とくに駒苫のエース・田中くんはよく集中力を切らさずに投げたなぁと思っていたら、彼は宝塚出身で、実家は伊丹と、甲子園球場のある西宮とは隣町ともいえるところの人でしたね。(^^;

斎藤・田中両投手とも、いまは仲良くアメリカ遠征に向け大阪近郊で合宿中のようですよ。



by mika (2006-08-29 00:29) 

アメリカで松井に会えてよかったですね。
（松井が彼らのチケットを用意したのだとか）
残念ながら、試合のほうは雨で中止だったらしいけれど。
誰でも経験できることじゃないので、彼らにはいろんなことを吸収してきてほしいですね。

秋には兵庫国体もありますね～。
高校野球の会場は高砂のようです。(^^;
ちょっと遠い…。


by mika (2006-08-30 09:42)