『新選組!』33回・友の死 [映画・テレビ]
ついにこの日がやってきてしまった。
新選組総長・山南敬助の死が…。
これまで新選組関連の本を読んできて、なぜ山南さんが脱走し、そして切腹に至ったのか、いまひとつすっと入ってこないことが多かったけれど、今回はとてもよかった。
そのぶん、悲しかった~。
近藤も土方も総司も、永倉も左之助も、そして源さんも、誰もその死を望んでいなかったのに、かたくなに死を選ぶ山南さん。
いったいどこで歯車が狂ったのか。
土方歳三がもう少し器用な人だったら、違う道もあったのか…。
恋人の明里の存在が救いだったような、よけいにせつなさを増したような。
隊のなかでどこか孤立しがちだった山南さんが、少しでも安らぎを得られて旅立ったことは救いだと思いたい。
明里は、山南さんに「わがままを言うんじゃない!」と一喝されたところで、尋常じゃない様子を悟ったように見えた。
菜の花はお別れの花だったんだね。
ところで、脱走のときに山南さんと明里が一緒にいたという史実はなかったんじゃないかなぁ。
明里との関係を膨らませたかったからかもしれないけれど、追っ手となった総司にすぐに追いつかれてしまったのが、明里のせいになってしまったのがちょっと残念。
山南さんが決死で脱走していなかったと思われる理由をどう描くか、楽しみにしていたので。
これから、さらにたくさんの人が隊を去ることになるわけだけど、今回の山南さんほど悲しいお別れはないかもしれない。
薄い浅葱色の死装束が、とても悲しかった。
mikaさん、おはようございます。コメントありがとうございました。
ホームページを拝見しましたが、猫がすきなんですね。僕も隠れ猫好きでして、特に男はあまり猫が好きだと露骨にはいえないので、まるで隠れキリシタンになったごとくひそかに猫を愛しています笑
神戸にお住まいのことですが、神戸にははっちゃんという有名な野良猫がいるそうです。平間至さんと言うカメラマンのwebサイトでみーちゃんwebと言うのがありまして、そこに写真がアップされていて、なかなか破壊力のあるルックスをしていますよ笑
あと、すいません。新撰組のことですが、司馬遼太郎さんの「燃えよ剣」と言う小説がありまして、これは土方の一生を書いた本ですが、男ってこういう人のことを言うんだなととても不器用だった土方の一生を克明に書かれています。これは是非お勧めしたい本です。
長々書きましてすいませんでした^^
by asukem (2004-08-25 08:46)
コメント、ありがとうございます。(^^)/
はっちゃんの写真、見てきました。
額の八の字としっぽだけ黒いのって珍しいですね~。
見たことないです。
『燃えよ剣』は、新選組関連の本でも好きな本のひとつです。(^^)
by mika (2004-08-25 22:40)