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Movie『THE 有頂天ホテル』 [映画・テレビ]

2006年最初に見た舞台は、三谷幸喜作・演出の『12人の優しい日本人』。
そして、2006年最初に見た映画は、三谷幸喜作・監督の『THE 有頂天ホテル』と、私の2006年は三谷幸喜とともに幕開けした(笑)。

1年の最後の1日・大晦日。 365日のうちの同じ1日のはずなのに、どこか特別な思いを抱いてしまう大晦日。
そんな大晦日に、ホテルアバンティに居合わせるホテルマンと”訳あり”の宿泊客たち。
ホテルの威信がかかったカウントダウンパーティまであと2時間。
それぞれが、それぞれの思いを胸に新しい年を迎えようとしている。
いったい彼らにはどんな新年がやってくるのか…。


まず、”有頂天”なのに、なぜ”ザ”と読むのかと思っていたんだけど、映画を見てその謎があっけなく解明。
タイトルをアルファベット表記にしたら”THE WOW-CHOTEN HOTEL”となっていた(笑)。
出演者がとにかく豪華、豪華。
あまりの豪華さに、どうやってスケジュールを合わせたのかも気になるところ。
ほぼ全員が登場するシーンもあるし。
その登場人物にそれぞれのバックグラウンドがあり、そのバックグラウンドが交差したり、平行のままだったりしながら新しい年へと物語は進んでいく。
『新選組!』ファンの私としては、国会議員・武藤田勝利役の佐藤浩市と、ベルボーイ・只野憲二役の香取慎吾の絡みが用意されていたのがうれしかった。
それもずっと一緒に登場しているわけじゃないところがいい。
終始一緒だと、まんますぎてちょっといやらしい感じがしちゃうから。
さらに相島一之の登場シーンもあって、ファン心理の捉え方というかくすぐり方というか、そういうのがうまい人だ、三谷さんは。
「鴨が! 勇が! 新見が!」と、物語とあまり関係ないところで喜んでしまった(笑)。

ドタバタしつつも、最後はほんわかまとめるのは三谷幸喜の得意とするところ。
ただこの映画の場合、やや盛りだくさんすぎなような気もしたけれど。
私が見た回はわりと年配のお客さんが多かったので、物語の展開についてこれたのか心配(苦笑)。
それと、やっぱり年末に見たかったなぁ。
私が見たのは、お正月気分もとっくに抜け、日常にどっぷり漬かっていた時期だったので。

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『THE 有頂天ホテル オリジナルサウンドトラック』 icon


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