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神戸ルミナリエ2011 [旅行・地域]

2011年も残りわずか。
一年の締めくくりの行事ともいえる神戸ルミナリエに、今年も行くことができました。

神戸ルミナリエは、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託し、大震災の起こった1995年の12月に初めて開催。
以来、震災の記憶を語り継ぎ、都市と市民の「希望」を象徴する行事として、毎年開催されています。
2011年で17回目を迎える『神戸ルミナリエ』。
今年は3月に東日本大震災が起きたこともあり、よりいっそう「鎮魂」の意味をかみしめる機会となりました。

神戸ルミナリエ2011は、12月1日~12日に開催されました。
あまりに人が集まりすぎるのもあって、クリスマス時期はあえて外してあります。
それでも、342万の人たちが光の彫刻を楽しむために訪れています。

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2011年のテーマは、「希望の光」“ Luci di speranza ”
今年からデザイナーが変わっています。

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フロントーネ
「聖なる暗号の解読」“ Svelnado il sacro codice ”

デザイナーが変わっても基本デザインは一緒。
高さ約23メートルのフロントーネをくぐるところからルミナリエは始まります。

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ガレリア
「未来を見つめて」“ Guardando il futuro ”

フロントーネの後ろに控えるのは、高さ約12メートルのガレリアが12基。
正面から見ると連なっているようだけれど、1基1基は数メートルの間隔が空いています。

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スパリエーラ
「不死鳥の中庭」“ Cortile della Fenice ”

ガレリアを抜けると到着するのが東遊園地(遊園地という名前だけど、実際は遊具はなく公園)。
そこで待っているのは直径約37メートルの光の中庭。

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ミニアトゥーレ
「精霊達の庭」“ Giardino delle ninfe ”

東遊園地の小径も光が彩ります。

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ミニアトゥーレ
「精霊達の庭」“ Giardino delle ninfe ”

そして、今年は新しい光へ誘う道ともなっています。

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フォンテ
「祈りの泉」“ Fonte delle preghiere ”

噴水広場に輝く光の輪。
LEDを利用して制作されているもの。
これまでのルミナリエにない水色が新鮮です。

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フォンテ
「祈りの泉」“ Fonte delle preghiere ”

水面に映る光の帯で、より幻想的に。

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神戸市役所展望ロビーから見下ろした東遊園地。

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スパリエーラ
最後は輝く王冠でルミナリエともお別れです。

2012年がよい年になりますように…。

nice!(4)  コメント(3) 

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コメント 3

mikanpanda

*hisaさん
*レッドパラダイスさん*

nice!をありがとうございました。
by mikanpanda (2012-01-01 17:05) 

pica

もう17回目なんですね。
時として人は、過去のツライ出来事を風化させてしまうので
いつまでも続けてほしいです。

2012年が良い一年となりますように。
by pica (2012-01-04 12:51) 

mikanpanda

*picaさん*
阪神・淡路大震災と地下鉄サリン事件って同じ年に起きたんですよねぇ…。
17年がたち、神戸市民も私のような震災を経験している人たちが増えているんじゃないかと思います。
震災後に生まれた子たちが高校生なわけだし。
だからこそ、震災のことを風化させないことがひつようになってくるのかもしれませんね。

nice!もありがとうございました。(^^)/

by mikanpanda (2012-01-09 22:28) 

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