春を告げる「いかなごのくぎ煮」 [グルメ・クッキング]
神戸・明石界隈では、この季節、多くの家庭で「いかなごのくぎ煮」というものが作られる。
いかなごというのは、めだかをちょっと細くしたような感じの魚。
そして、その稚魚(新子)を佃煮にしたのが「いかなごのくぎ煮」。
いかなご自体は北海道や九州などでもとれるらしいのだけれど、漁獲量がいちばん多いのが兵庫県(瀬戸内海側)なのだそう。
新子は、スーパーなどではだいたい1キロ単位で売っている。
それを佃煮にする作業を何度も繰り返し、強者になると10キロ単位のくぎ煮を作る人もいるよう。
佃煮なので保存がきくし、冷凍もできるし、お子さんからお年寄りまで幅広く楽しめるから、自家用だけでなく親戚などに配りまくるためにもたくさん作る、作る、作る…。
で、春先になると、街中いたるところでくぎ煮を作る香りが漂うのが神戸の春の風物詩というわけ。
私自身は神戸に来るまで、いかなごの存在を全然知らなかったんだけど、一度作っておくとおかずが一品楽になるので、この風物詩にはいちおう参加することにしている。
といっても作るのは1キロだけど。
その出来上がりはというと、…いまいちだった(苦笑)。
味は佃煮なんだけど、どうも柔らかくなっちゃう。
何がいけないんだろう。
いちおうスーパーにあったレシピどおり作っているんだけどなぁ。
というわけで、ただいまちょっとへこみ中。
やっぱり数キロ単位で作らないとなかなかコツはつかめないのかなぁ。
得意な方、ぜひアドバイスを!
いまいちだった私の作品。
古釘のような見た目だから「くぎ煮」と呼ぶらしい。
いかなごの大きさは3ミリぐらい。
成長すれば7~8センチに。
そっかあ、くぎ煮の季節かあ~。
また、神戸のオバチャンがどっさり
送ってきよるな。(笑)
by はげさく (2005-03-18 19:15)
そうですよぉ~、ちまたはくぎ煮のにおいが充満しています(笑)。
矢月さんのお手元に届くのも時間の問題でしょう。(^^)/
それにしても、やっぱり親戚縁者一同に送るものなんですねぇ。
by mika (2005-03-19 19:46)
やわらかくなるのは 火力の加減かな?
黄金糖使った?
っていっても 私も一回しか作ったことない^_^;
しかも 近所の奥さんのアドバイスのもとに。
自分が 食べるけどそんなに好きでもないので
貰いもので 十分なのであった^_^;
by なんコロ (2005-03-19 21:18)
なんコロさんのほうでも、やっぱりくぎ煮が飛び交っているんですねぇ~。
柔らかくなっちゃうのは、やっぱり火加減かなぁ~。
コゲたら嫌だなぁと、びびりながら(笑)作っているのが敗因かもしれません。(^^;
by mika (2005-03-19 23:51)